DIYの仕上げは塗装
DIY好きな方はご自分で刷毛を使いペンキを塗ったり、物・形状・材質によってはスプレーで仕上げ作業を楽しまれているかと思います。
私ももその一人で何かを作っては念入りに下地を済ませニスや色々な塗料で仕上げていくのが楽しみとなっています。ご自分で何かを作成する方なら、作成前からペンキ塗料を刷毛で塗るのかスプレーで仕上げるかはすでに決まっていることでしょう。
塗装したい場所・材質・形状によってスプレー塗料はとても使い勝手がいいですよね。
とても便利なスプレー塗料ですがなぜ詰まる?
サイズは100~400ml前後と様々なサイズがあるスプレー塗料ですが、スプレーで塗装する時はそこまで広範囲ではないと思います。
そしてサクっとちょっとムラなく仕上げたい時などには とても便利なスプレー塗料ですね。
ですが、どんなサイズのスプレーを使っても多分ほとんどの方が
中身、、ほぼ残ってる・・・
そんな事ってないでしょうか。そしてそのままどこかに置きっぱなし保管。
再度使いたい時に とりあえずやってみるのが、
スプレー缶を振ってみる
「カランッ カランッ」と音がする事を確認し納得。うんうん、まだまだ使える!と養生を済ませ いざッ!
うんともすんとも、、全く出ない・・・・
こうなりゃー!
・体全体を使って更に振って振って振りまくる
・吹き出し口を針でツンツン
・ジーッと眺めながら念じてみる
やったことはありませんが、多分どれもダメ・・ かと・・・・
塗料の通り道(ノズル)が前回使用した塗料により完全に固まってしまっているのが原因なので、この状態になっていればもうどうしようもありません。。。
考えてみれば、スプレーで塗装したところってそのまま乾燥すれば固まります。それが今まで付着していなかった場所(塗料が出てくるノズルの通り道)に着いた状態になりっ放しで次回まで放置されていたという事になります。乾燥すればもちろんそこは塗料によって固まってしまっている状態なのです。
スプレー塗料の使用後は必ずしたいノズルクリア!
スプレー塗料を使い終わったら絶対にしたいのがこれ、
そうすると最初にすぐ 少量の塗料が噴射され、その後すぐにガスのみが出始めます。
塗料が出ずガスのみが出始めると塗料の通り道(ノズル)がキレイに吹き飛ばされたことになります(空吹き)。
イメージとしては、先程まで使用していた塗料の即噴射準備OK分を、クリアにする 感じでしょうか。
その後は噴射口についた塗料をキレイに拭き取ります。
※ 塗料付着状況によっては先に小さな穴の噴射口回りをキレイにしてから空吹きし最後もキレイにします。
これで次回使用したい時も購入時同様に塗料を吹き付けてくれます。
実際にこの方法は半年前、一年前に使いかけのスプレー塗料で試しましたが現在でも絶好調です。
・作業は屋外でしましょう
カラースプレー塗料以外は?
塗装に使うスプレー塗料以外のスプレーの場合、
「車のサビ止め・アンダーコーティング」、「錆止めスプレー」、「プライマー」、「ヘア・スプレー/スタイル固定タイプ」、「スプレーのり」などの仕上げが【 固まる 】タイプはどれも同じです。
もちろんそれらを使用する頻度により異なりますので、すぐに使う予定がない場合には使用後のケアはした方が良いでしょう。
他には、「調理で使うスプレータイプのオイル」や「工具・パーツに使うグリススプレー」、「ヘア・ワックススプレー」などは乾燥後固まるタイプよりはマシだと思いますが、粘度と使用頻度によっては確実ではありませんね(出なくなる可能性あり)。
無駄をなくすことはもちろんのこと、使いたい時にあてにしていた物が使えなかった時はショックですよね・・・ これで残りのスプレー塗料保管に関してはクリアも同然!
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