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車のリアゲートダンパー交換方法【開けた状態を維持しないドアを自分で直す!】

車のリアゲートダンパー交換方法【開けた状態を維持しないドアを自分で直す!】 LIFE

一般的に「ワゴン車」や「ハッチバック」と呼ばれている車は、車の後部ドアが開き大きな荷物の出し入れが容易にできるようになっていますね。

セダン車とは違いガラス窓とドアごとがガバっと上に開くアレです。

それは、「ダンパー」と呼ばれる油圧式のシリンダーのおかげです。

ですが、このダンパーの油圧が効かなくなると全く意味がない。

ダンパーがドアを支えてくれないと、ガラスも含むドアそのものの重さが掛かってくるので片手で開けたまま荷物の出し入れはできません。そんな時は突っ張り棒(画像↓はホウキの柄)を使うしかなく・・・

今回は愛車・フォードエクスプローラーのリアゲートダンパーの交換方法をご紹介しますが車のダンパーのスタイルは長さ以外ほとんど同じなので是非試してみてください。

とても簡単なのでご自分でも直すことができますよ!

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車のダンパーを確認する

ダンパー自体は「メーカー・車種・年式」ですぐにネット上で見付かります。

そんなに高いものではないので、中古ではなく新品をおススメ致します。

自分の場合は、年式も古い中古車ということで、フォード純正ダンパーの選択肢は元々なく、とりあえずは機能的にこなしてくれれば十分ということで、社外品の安い新品をネットで購入しました。

そしてダンパーの異常はほとんどが見えないシリンダー内部に原因があるのでこういったケースでは中古は避けた方が無難ですね。

ダンパーの仕様はほとんどみな同じで、長さや太さなどが車種により異なる程度です。自分の場合は念のため長さも測りました。

純正と比べるとジョイント部分の形状が違いますが、内部が丸くなっていれば接続方法は同じなので問題ありません!

今回購入したダンパーはこちら↓で、2本組で6,000円ほど。これを使い自分で直せれば激安ではないでしょうか!!!

ただ、開閉ゲートの開け閉めの確認だけではどちらのダンパーが異常なのか正直言って分かりません。自分の場合も分からないので二本セットを購入しましたが、一本の交換で済む場合もあるかもしれません。
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車のリアゲートダンパー交換方法

古い純正ダンパーのロック(留め具)を外す

見た目細いダンパーの両端にはボール型の丸い穴が空いており、ボディ側のボール状の突起を内部で固定するための留め具が巻き付いています。

この留め具は細めのマイナスドライバーを突っ込むと簡単にズレてくれ(もしくは外れてくれ)、ズレることによりボディ側のボール状の突起がフリーになり簡単にダンパー自体を外すことができます。

ちなみに旧・新品のダンパー共に留め具は完全に取り外す必要はなく大幅にズラすだけで交換可能です(ボール状の突起が入ればOK)。

画像↑左は古いので簡単に外れましたが、新品に交換する際には留め具をはめ込むのが少々面倒なので完全に外さずにおこないましょう。

これらを上下共に行いダンパー自体を取り外します。

新品のダンパーと交換する

古い(故障)ダンパーを取り外したら新品を取り付けます。

1本取り外した時点で新品に交換しようとしても若干長さが合わない場合があります。自分の場合は、目一杯ゲートを押し上げた状態でも新品の方が少し長くその場ではフィットせず・・・

そんな時には片方を先に新品に交換するのではなくもう片方のダンパーも外します。

両方のダンパーを取り外しゲートをフリー状態にすることにより更にゲートが持ち上がります(片方のダンパーにより開く高さの制限が掛かっている)。

両ダンパーを取り外したら新品を取り付け、しっかりと留め具をはめ込みます。

留め具は絶対に忘れないようにしましょう!

最終的にゲートの開け閉めを何度かしダンパージョイント部分の確認をしましょう!

古い純正ダンパーが簡単に外れない時の対処法

両方共にダンパーの油圧が効かない状態なら前述の流れですんなり外れてくれますが、もしも片方のダンパーが生きている場合には留め具を外しても圧が常に掛かっている(常に伸びようとしている)ために外れてくれません。

そんな時には、ダンパーに固定された状態でボール状の突起自体をスパナやレンチで外します。

画像↑右のパーツが外れれば後は簡単に古いダンパーが外れます。

取り外した古いダンパーを確認するとまだ油圧が効いていて伸びきった状態を保っているのが分かりました。その圧で外れなかったのでしょう。どちらにしても左右共に新品に交換ですが、生きている純正ダンパーは一応保管しておきます。

社外品のダンパーの角度が合わない場合

画像左は純正ですが、ピンク線のように角度がついています。

ですが、今回の社外品は限りなく真っ直ぐ・・・ これによりボディ側からゲート側のボール状突起まで真っ直ぐにそのまま繋ぐことができませんでした。

これはボール状突起に差込んだ状態で更に可動域が広げれば解消します!具体的にはこの部分です。

どちらか片方のピンク部分を若干削ることによりボール状突起の付け根部分の可動域が更に広がります。今回はボディ側のダンパー接合部分を少し加工(削り)しました。

これで可動域が広がりました。ボディからのボール状突起の角度に対し更に開いているのが分かりますね(直角よりもダンパーが開いている / 画像↓左と中央)。

これでしっくりと無理なくボディからゲート側へと一直線で繋がります。

もちろん、肝心な留め具もしっかりはまっています!←これ重要です!

まとめ

ダンパー交換自体はとても簡単ですが、もしも、アレ??と思った時にはこれらを参考にしてみてください。見た目と形状が若干違う純正以外のダンパーでも問題なく機能してくれますよ!

  1. 古いダンパーの留め具を外し左右のダンパーを取り外す。
  2. 新品のダンパーの留め具をズラしボディ側の丸い突起に装着後留め具をしっかりとはめる。
  3. 交換完了後は何度か開閉しながらジョイント部分を確認する。
  4. 上手くダンパーが外れない場合には丸い突起部分ごと外す。
  5. ダンパーが直線で連結できない場合にはダンパーの受け側を少し削る。

社外品ダンパーをメーカー・車種・年式のみでネットで購入してもこれらの流れで交換は可能かと思います。

純正だと全く心配なく交換できるようなパーツでも純正以外だとこういった思わぬ形状の違いが出てきたりしますが、諦めずに使えるようにしましょう!

コメント

  1. ピーター より:

    コメント失礼いたします。
    私も愛車のリアゲートダンパーを交換するためリアゲートダンパーを注文したところ、
    伸びたままの状態で届き、手で押しても収縮しませんでした。
    これは正常なのでしょうか?
    車に取り付ければ、収縮する物なのでしょうか?
    よろしくお願いいたします。

    • DIYパパ DIYパパ より:

      ピーター様
      コメントありがとうございます。
      正常かと思います。そもそもダンパー自体は伸びたい、伸びていたい?役割りかと思います。もし通常が収縮しているのであれば伸びるのはいつ?という感じでゲートを開けた際にグッと上に支えてくれませんね(手を離せば落ちてくる)
      ですので、ゲートを開けた状態で交換装着、ドアの重みで下がってロックされるが通常かと思います。

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