スポンサーリンク

釣竿の先端が折れた時の修理方法【自分で簡単に直せます!】

釣竿の先端が折れた時の修理方法【自分で簡単に直せます!】 LIFE

安い釣竿でも高い釣竿でも先端が折れてしまうことがあります。または先端のトップガイドの劣化による破損も有り得ます。

この先端が折れたり破損すると、ラインが最終的に通るトップガイドが機能せず感度はもちろんのこととても扱いづらい。

そんな折れたり破損してしまった釣竿の先端を直してみたいと思います。

とっても簡単なので新品を購入する前に是非試してみてください。

折れた竿の先端に新しいトップガイドを固定するのみ!
スポンサーリンク

釣竿の先端が折れた時の修理で必要なもの

  1. 新しいトップガイド
  2. ヤスリ
  3. 瞬間接着剤
  4. エポキシ系溶剤
  5. 必要なら仕上げの塗料

これらの材料は修復工程内で詳しく説明していきます。

スポンサーリンク

釣竿の先端が折れた時の修理方法

新しい竿先トップガイドの選択

釣竿の先端が折れた時の修理方法【自分で簡単に直せます!】

新しい竿先となるトップガイドのみは販売されているので、ご自分の竿サイズに合わせ購入しましょう。

竿の先っちょにちょうど合うくらいの径であればオッケー。

こちらの画像のように竿自体というよりトップガイド自体の破損の場合、そのパーツらしきものが竿側に残ったまま固定されているので、これをキレイに削りとっていきます。

竿先部分のトップガイドはサイズ別で販売されていますが、折れた状態により太さが微妙なので数種類あると便利ですね。

トップガイドを装着する部分をキレイにする

釣竿の先端が折れた時の修理方法【自分で簡単に直せます!】

キレイにしていく前に新しいトップガイド内のどこまで竿を押し込めることが出来るのか確認しましょう。その部分周辺はキレイにする必要があります。

トップガイド破損により竿側に残った部分があるのですが、しっかりと竿本体に固定されているため、そのまま新しいトップガイドが入るように整えていきます。

理由としては、古いトップガイドの筒状(画像↑の竿の先金属部分)の部分を除去しようとするとその分竿が短くなってしまうため。もちろんこの部分の竿先を切ってしまっても出来ます。

使うのはヤスリのみ。

こんな感じでとても簡単に削っていくことが出来ますが、簡単すぎるので削り過ぎには注意しましょう。

新しいトップガイドの固定

キレイになったところで新しいトップガイドを挿入します。

この部分の接着固定に、グルーガン(ホットグルー)を使用する方もいらっしゃるようですが、正直言ってグルーガン(ホットグルー)の強度はそこまで強くありません、紙素材や手芸品等にはいいのですが・・なので、瞬間接着剤で固定します。

グルーガンよりも断然隙間に浸透しやすいし、接着強度も安心です!

すぐに固まるので他のガイドと一列に真っ直ぐ並ぶように一気に挿入し固定しましょう。

トップガイドと竿の接続部周辺固定

ここで使用するのは、エポキシ樹脂のFRP補修剤です。

主剤と硬化剤を混ぜ合わせると次第に硬くなっていきます。

製品により割合は変わりますが、硬化剤の量は早く固まるか遅いかの違いなのであまり気にしなくても大丈夫です。ただすぐに固まってしまうと作業がやりにくいですね。

※この接続部分に竿の補修糸等を巻く方法もありますが、巻いて溶剤で固めるだけではあまり意味がないと思い今回はFRPの溶剤のみで固定します(添え木のように竿と同じ方向で補強しないと意味がない)。

接続部周辺の溶剤を整える

接続部周辺を覆うように溶剤を塗布していきますが、2液を混ぜ合わせた直後は形状を作りにくいので、たっぷりと塗布したら硬化しだすのを待ち、その後整えます。

少し硬化し始めた状態で、指に水をつけて触ると溶剤が指にくっつかず形状を整えることが出来ます。

完全硬化したら、ヤスリ等で更に形状を整えることが出来るのでここではある程度で仕上げます。

このままでもいいのですが、完全硬化後にもう少し整えていきます。

釣竿の先端が折れた時の修理方法【自分で簡単に直せます!】

ガリガリ削って整えるほど変な形状でもなく、あまり細くなっても意味がないので、紙ヤスリで少し整える程度の仕上げとします。

紙ヤスリが当たらないようにマスキングテープで保護しましょう。

これで、竿先(トップガイドの筒内)は瞬間接着材で、それらを覆うように全体を溶剤で固めて固定することができました。

トップガイド接続部溶剤の塗装

釣竿の先端が折れた時の修理方法【自分で簡単に直せます!】

溶剤、溶剤の硬化剤、エポキシ接着材などにより色は異なります。

今回使用したFRPの溶剤は白色だったので、黒に塗装します。

使った塗料は、艶有りのエナメル系の塗料で、分かりやすく言うと冷蔵庫のドアや側面の塗料といった感じでしょうか。といっても黒色塗料はこれがあったというだけなので簡単で取れなければ良いかと思います。

特別下地にプライマーなどは施さず、直接硬化した溶剤の上から塗装しました。これで様子を見ようと思います。

釣竿の先端が折れた時の修理方法のまとめ

こんな簡単に直すことができました。

ご紹介した順に見ていくと簡単そうで面倒でもあるかと思いますが、新しいトップガイドを折れた竿先に固定すればそれでオッケーなのであまり気にせずやってみることをオススメします。

安くても高くても先が折れただけで他の部分は全く問題がない場合、こんな感じで直せればマイギアを永く使えますね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました