さっきまで飲んでいたビールやジュースのアルミ缶が急にグラス(コップ)に変わっていたらビックリしませんか?
アルミの缶は氷を入れると とても冷え、しかも使用後は洗う必要がなく捨てるのみ。今回は普通の100円ライター1つで空き缶をグラス(コップ)にしてしまう簡単な方法をご紹介します。
※ライターじゃなくても可能です!
アルミ缶の特性を知ると納得
アルミニウムは、様々な形に加工出来る金属でもありますが薄く伸ばすことも出来る万能な金属です。軽くて強くサビにくいアルミニウムはいたるところで使われています。
そしてアルミニウムは他の金属と比べて「熱をよく伝える」という性質をもっています。鉄に比べアルミニウムは約3倍熱が伝わりやすいのです。ということは「急速に冷える」ということにもなりますね。
加工しやすく、冷えも抜群となればグラスに最適なのです!フォーマルなスタイルではないので屋外でのBBQや仲間内の気の知れた集まりでやってみましょう!
※ 右利きの方用にご説明しています。
空き缶をグラスにするために必要なもの
●アルミの空き缶
これは一般的なビールやコーラなどジュースのアルミ製で手で握るとペコペコと凹むタイプのものです。サイズは問いません。
●100円ライターまたはライターと同じような幅で硬いもの。
空き缶をグラスにする方法
① プルタブ除去
リサイクルにもよく登場してくるプルタブですので取り方は簡単かと思います。無理矢理引っ張っても取れないので落ち着いて何度か上下に揺らしましょう。
② ライターの持ち方
慣れればどのような持ち方でも可能なのですが、僕はいつもこのように持っています。しっかりライターを固定出来ればどんな形でも問題ありません。
ライターの頭を手の腹部分にしっかり押し当てるように握ります。
次③の工程以外は画像左の赤い線が主に力が加わる部分です。外下側へ押すイメージです。
③ 中心部分のカット
ライターを縦位置に握り、プルタブがあった中心から延長線上そのまま端へ押し開ける。イメージは向かう方向若干下方向へ押し込みます。
ついつい缶を握る左手に力が入り、缶が少し凹んでしまうかもしれませんが少しくらいなら元に戻せるので続行しましょう。
④ 周りに沿って開けていくキッカケを作る
● ここが一番ポイント!
先程中心から端に向かって切れ込みを入れましたが、次は画像左のように切れ込み最終地点から時計回りでグッとライターの底左側で押し込みます。
そうすると画像右のような亀裂が入ります。この亀裂が入るとあとは簡単です。
この亀裂が入らないとこのあとス~っとキレイに切れてくれません。
⑤ 周りに沿って開けていく
左の画像で説明すると、缶の亀裂始まり部分の●部分を、ライターの底左側の●で押す。と同時に左手の缶を手前に回すようにしていく。 実際にはライターは固定で缶を手前に回します (半時計回り) 。
「ライターを押す+左手の缶を手前に回す」 が1セット
一周を一度ですることは不可能なので 、上のセットを何度か繰り返しますがリズムは一定に。
すでに亀裂が入ってる段階なので、一度進むとあとはとても簡単ですよ。
⑥ 切り取れた缶の上部が落ちる
一周最後までス~っとした感覚で切れていけば最終は勝手に缶の中へ落ちますが、最後の部分が切れない場合もあります。その時は気を付けながら手で上下左右に振り取り除きます。
もしくはあえて全て切り取らずに外側へ出しタバコを置ける灰皿にもすることができてしまうのです。
まとめ
時と場合によってはとても便利な缶グラスです。何よりもそのまま処分することが出来るのが便利ですね。
グラスに早変わりしたアルミ缶に氷を入れるととても良く冷え、ビール・水割り・ジュース・お茶等、なんにでも使うことができますよ。
実際 飲む際に切り口が口に当たることはないのでご安心ください。ただし切り口に関しては鋭利なので缶の上面を手で取り除く際には十分お気を付けください。
これであなたも缶グラスマイスター!
コメント