ウォッシュレットが設置されていない場合でもDIYで簡単に快適なトイレに早変わりです。
今回は実際に設置し使った感想をお伝えします。
【電源不要シャワートイレ】を海外で設置して使ってみた!
世界中をみてもウォッシュレットが設置されている国は少ないですよね。
特に発展途上国なんて100%無いに等しく自分も今迄はTOTOの携帯ウォッシュレットを使っていましたが、長期の滞在になると設置した方が快適!ということで日本から持ち込み設置してみました。
設置はとーっても簡単で、水道水があれば使える!と思って大丈夫です。
そして実際の使用感は抜群です!!
電源不要シャワートイレの設置使用例
- ユニットバスなど狭く電源が無い場所
- そもそもウォッシュレット文化の無い海外のトイレ
- 仮設トイレ
- 古い家やアパートの水洗トイレ
- 電気代節約にもなる?
※ただし水温の調整は不可なので、日本の真冬は冷たい。が無いよりはマシ?
電源不要シャワートイレの設置方法
まずは、既存の便座カバーと便座を外します。
そこへシャワートイレ付属の取り付けステーを設置します。この位置が便座の位置を決めてしまいますが後でも調整可能です。(海外の便器は大きいのかステー自体は一番端、しかも内々に関してはギリギリでした。)
上からは付属の長方形のプレートとボルト、便器の裏側からは付属のプラスティックの締め具(ナット的なもの)で締め込むだけでこの土台はしっかりと固定されます。
次に、便座横にあるボタン?のようなところを押しながら一体式の便座&カバーをステー側にはめ込みます。
ここまで出来たら既存の便器と新たなシャワートイレ(便座とカバー)は連結しました!
電源不要シャワートイレの設置方法【水回り】
我が家のトイレは海水が使われています。 真水節水の為、南国ではあるあるのようです。。
ですが、日本のようにタンクに溜める便器内を流す水自体も衛生的な水の場合は、↓の画像のような壁から出てきている水道部分を二股にし、一つは今迄通り便器のタンクへ、もう一つを新設のシャワートイレへ連結しましょう!
これが一番、最短距離で直結出来る方法です。(二股のパーツは要購入)
我が家は海水ということもあり、トイレすぐ横の洗面台(手洗い場?)に来ている真水から連結させます。日々の生活でおしりを毎日海水で洗いたくないですから・・・
洗面台の下を見ると二手から蛇口へ送水されているので、片方をシャワートイレのホースと連結させます。この作業をする時には、栓を必ず閉めてくださいね!
ここを閉めてしまえば水は出てこないのでモンキーレンチやスパナ等で古いホースを外し、シャワートイレと繋ぐホースと交換するだけです。
今回は真水の移動距離が長い(延長ホース自体約2m50cm)ので、中間に自分で購入してきたホースと金具を使い延長させました。
(画像↓:手洗い洗面台側から壁沿いに延長ホースを這わせています。)
便座側のホース受け側はプラスティック製なので閉め過ぎには注意が必要です。中にはゴムパッキンが入っているのである程度閉めて、使った際に水が漏れなければそれ位の締め付け具合でOKです。
これで真水とシャワートイレの連結が完成です!!!
電源不要シャワートイレの設置で新たに購入したモノ
↑画像:水色で囲ったステンのホースとメスの受け側は付属品です。もしもシャワートイレからすぐに水道へ繋ぐことができるならそのまま繋いで完成!今回はホースを繋いで延長しているのでピンク矢印の部品が別途必要になりました。金物部品2つはホースの逆側にも必要です。
設置する為に購入したモノ
- 延長用ホース(今回は約2m半)
- ホースとシャワートイレ側を繋ぐ金具とそれを固定するクランプ
- ホースと洗面台側ホースを繋ぐ金具とそれを固定するクランプ
使った工具
- プラスドライバー(ベースのステー設置時)
- カッターナイフ(ホースの長さ調整時)
- モンキーレンチ(水道からのホース金具固定時など)
トイレタンク内への水も衛生的な場合に要購入品
- 既存のタンク側への送水以外にもシャワートイレ側へ送水する為の径が見合った二股部品が必要。
電源不要シャワートイレの使用感
一言でいうと、、、
” 最高です! ”
横のレバーを前に少し倒すと、カチッ!という音と共に、まず水の勢いによってノズルが伸びた後で水を噴出してくれるのですが、カチッ!よりも更にレバーを下げると水の勢いが増していきます。
個人的には最初のカチッ!の段階で十分な水圧と水量です。ですが、各ご家庭や環境によっては更に強い場合や弱い場合があるかもしれません。もちろん各家庭や施設の水量水圧によって異なりますが、今や日本でちょろちょろと出てくる水道なんてないでしょうからほぼ間違いなく快適に使えることでしょう。
座る位置、確実に当る微妙な位置に関してはノズルの長さやこのシャワートイレに慣れるのみ。
とにかく使った印象は全くもって普通~のウォッシュレットです!
そして、感心したのは便座とカバー共にゆ~~っくり閉まるので、陶器の便器に当るガツンッ!という音が全くありません。使用後はちょいと下に押すだけで自動でゆっくりとフタをしてくれます、便座も同様です。
画像左:ゆ~っくり閉まるダンパー内臓の便座とカバー。
画像右:水が出ていない時は画像のように格納された状態に。水の圧により選択した方のノズル(ビデ側かおしり側どちらか)が伸び、水を噴出。
日本の有名メーカーのウォッシュレットは今や超多機能。例えば便座の温度、シャワー自体の水温、シャワーが前後したり、シャワーの勢いが強弱したり、立ったら自動で流したりと至れり尽くせり?ですが、これは ” 電気不要!ゼロ円?$?” で、一番欲しい” おしりを洗ってくれる機能 “ということを忘れてはいけません。しかも一万円前後。
↓ご紹介商品以外でも正直機能は全く変わらず設置方法も同じです。
まとめ
今迄はTOTOの携帯ウォッシュレットを何年も毎日使用していました。便座に座る前に水を一杯にしそれから・・・足りないと思ったらまた水を入れ・・・。一応二段階で水圧が変わるのですが、もちろんパワーはそこまでなくアッという間に水切れ・・・今では存分に浴びる?ことが出来ています。
これを購入する前は、本当に大丈夫?ウォッシュレットとして機能する?という思いもありましたが、
買って正解ッ!!!
ウォッシュレットがない環境でも今や全く問題なく毎日毎回機能してくれています。しかも電源不要で水圧調整も可能!ただ水温調整はできませんが使用地が温かいところなので問題なし!
是非皆さんも海外赴任や長期留学の際には使ってみてくださいね!
あと、引っ越しなどを考慮し元々使われていた以前の備え付けオリジナル品はどこかにしっかりと保管しておきましょう。
コメント