パソコンにてあるサイトを閲覧中に画面を下部へスクロールをする際に、勝手に戻ったり下がったりと画面が上下する時の対処方法です。また、画像などを拡大する際にCtrl+スクロールで拡大されたり縮小されたりするはずが思うように動いてくれない・・など同様に対処が可能です。
※新しいマウスではなく数年間使用している状態に効果あり。
女性でも簡単にスクロールの有効化
まず準備するものは
・精密機械用のドライバーセット のみ。
できればマイナス・プラスの両方があると作業がしやすいです。力は必要としないのでご安心ください。
マウスの分解
「分解」といっても難しく思わないでくださいね、とても簡単ですので。
コードレスの場合は裏面のスイッチをオフにし電池を抜いて作業しましょう。コードの場合はUSBを抜きましょう。
マウスカバーを外す
ほとんどのマウスが、1つまたは2つのプラス型ドライバーで緩むネジで固定されています。裏側を見て簡単に見えるネジに関しては外すとその周辺が手の力で開く事ができるのですが、たまにどこかが全く動くことがない場合があります。
そのような時は、画像のようなシールのような部分がないか確認しましょう。その部分を剥がすとネジ穴が現れます。
ちなみにこのマウスの場合、スイッチ右側にはネジはなく合計2つのネジのみ。これを外すと、普段手で覆う部分のカバーが外れます。
マウス内部のチェック
マウスのカバーを外した状態がこちら。とってもシンプルですね。
さて、今回の作業のポイントは、画像内の右側にある丸いタイヤのようなパーツ(ホイールボタン)付近です。
この辺りはカバーがある状態で、右クリックや左クリックをする際にカチカチとなる部分がオープンになっているためホコリが入りやすいところ、そしてホイールボタン周りも多少の隙間がありますね。そういった狭い隙間からホコリなどが侵入します。
ホイールボタン周辺の掃除
ご覧のように軸の部分にホコリが絡まっているのがわかります。これが原因です。
このタイヤのようなホイールボタンも手で簡単に外すことができるので外してしまいましょう。そして見える範囲のホコリを全てキレイに取り除きましょう。
基盤周辺のホコリ除去に綿棒などを使用すると毛が引っ掛かるので使用は避けましょう。ホコリなどを取り除きたい時にはエアダスターで吹き飛ばしてしまうのが一番です。
マウス内部清掃後組立
マウス内部に関しては、タイヤのようなホイールボタンを元の位置に差し込むだけ。あとはカバーをはめ込みネジを締め込むのみで作業は終了!
とっても簡単にキレイに出来ますね。
動作確認
組立後は早速動作を確認してみましょう。
コードレスの場合は電池を入れスイッチをオンに。そして肝心のスクロール機能が思うように動作するか確認します。私の場合、長期間の不具合であったため感動的な動きに感じてしまいました (これが普通の動きですが) 。
簡単な作業なので女性でも迷うことはないと思います。
これでスクロール機能が元に戻るので、スクロール方向とは別の意図していない方向へ画面が動く場合には是非試してみてくださいね。
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