腹筋用の【シットアップベンチ】を改造してみました。
これはチンニングマシーン(懸垂マシーン)のセットの一部なのですが、個人的にはこれを腹筋で仕様することはなくずっと放置の状態が続いていました。
そこでダンベルを仕様した種目でも使えるように脚をつけ普通の「フラットベンチ」に改造してみました。
もちろん簡単・お手軽・残った材料で作成しています。というわけで見た目はご愛嬌です。
斜めで使用するベンチをフラットスタイルに
自作時の注意-1
元々この腹筋用のベンチには脚がなく、裏面の曲がった金具をチンニングマシーンに掛けて斜めの状態で足の甲辺りをベルトで締め腹筋運動に使用する為のもの。
これに無理矢理?脚を付けるわけですが、元からあるボルト穴を使うのが最も簡単です。そして元からある長いスチールの支えは表面の形状を保つ為にもそのまま使用します(内部は合板とスポンジ、その上にシート)。
要はボルトを外した後、そのボルト穴を利用し新たに脚を装着するわけです。
そこに余ってたいた角材(2×3)で作ったこのような脚を装着させます。
床からシート面上部の高さは40cm
脚の上にベンチを乗せて仮に座ったり寝てみたりしどの位置に固定するかを確認します。
例えば、ダンベルベンチプレスをする際に、まずお尻を着いたと同時に逆側(頭部側)が持ち上がるようなら脚の位置が中心に近く何より危ない。
そのバランスを考慮し足の位置決めをします。
頭部側に関してはあまり意識しなくても大丈夫ですが、利用方法によっては変更が必要かもわかりません。
私の場合はほぼダンベルプレス用として作ったのでその一連の動きを確認しながら位置決めをしました。
自作時の注意-2
既存のスタイル プラス 更に脚を足すわけですからボルトの長さが全く足りません。
なので、径のあった長いボルトに変更する必要があります。それとボルトに関してはネジ切りの幅や溝の形状が違うので実物と合わせながら選ぶようにしましょう。ナットを使うとすぐに分かりますね。
長さは 既存のボルトプラス脚の固定する厚さ で良いかと思います。その際ワッシャーの厚さ分も忘れずに。
最後は自作の脚の固定する部分にボルトの径で穴を開けベンチ側としっかりと固定するのみ。
写真は締め込む前の状態。ワッシャーも使いましょう。
床にあたる裏面にはゴム板を両面テープで貼っているので滑る事もありません。
最後に
思った以上にしっかりとしたフラットベンチとなりました。
30 kgペアのダンベルベンチプレスでも全く問題なく使用出来ています。
このように無理矢理改造する必要はないかと思いますが、ベンチのシートはしっかりしているのに全く使わず長期間の放置状態に思わず改造してしまいました。
そして、私事ですが市販のインクラインベンチを購入した為、このフラットベンチは子供用のベンチへと・・・
足を短くしただけですが、子供達が座ったりするにはちょうど良く安定感もばっちりです。
今迄このフラットベンチと自作インクラインベンチがありましたが、お分かりのように市販のインクラインベンチの角度は平行にも直角にもなるのです。
という訳で2つは必要ないという事に・・・
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